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士業事務所のホームページは1ページでも足りる?開業直後に載せたい7つの情報

2026.07.18 読了 8分 ちょうどいいweb屋さん
士業事務所のホームページ構成をノートPCで確認する事業者

税理士・行政書士・社労士などの士業事務所なら、開業直後のホームページは1ページから始められます。ただし、名刺を受け取った人が「どんな相談を頼めるか」「誰に連絡すればいいか」を迷わず確認できる情報がそろっていることが前提です。業務ごとに相談する相手や準備物が大きく違ってきたら、その時点で業務別ページを足します。

「ホームページを作るなら最初から何ページも必要では」と考える人は少なくありません。けれど、開業のあいさつ、紹介、名刺交換のあとにURLを見てもらう場面では、先に役立つのはページ数より相談の入口が見つかることです。この記事では、1ページで始めやすい条件と、後から業務別ページを足す判断を分けて説明します。

名刺とホームページの構成を確認する士業の事業者

1ページで始めてよいのは、「紹介後の確認」が主な役割のとき

開業のあいさつで名刺を渡した。知人から「税理士さんを探している人がいる」と紹介された。異業種交流会のあとに事務所名を検索してもらう。こうした場面では、相手が最初に見たい情報は多くありません。

  • どんな人が対応するか
  • どの相談を受けているか
  • どの地域・方法で相談できるか
  • 料金の考え方はどうか
  • 連絡してよい窓口はどこか

この5点が一枚のページで自然につながっていれば、開業直後に数十ページのサイトを待つ必要はありません。名刺のURLから来た人が、数分で「一度話してみよう」と判断できる状態を先に作れます。

一方で、検索から初めて来る人に複数の業務を詳しく説明したい、地域名や手続き名で情報を探す人に届けたい場合は、1ページだけでは説明が窮屈になります。その違いを先に分けておくと、見積もりや制作の相談も進めやすくなります。

ここで扱う写真は、実在する事務所・先生・相談案件を示すものではありません。掲載情報を考えるための編集用イメージです。

名刺を渡した後のホームページ表示を確認する手元

まずは1ページに置きたい7つの情報

1. 事務所名と、誰の相談を受けるか

ロゴや肩書きだけでは、初めて来た人は自分に関係があるか判断しにくいものです。「法人の月次支援を中心に対応」「建設業許可と会社設立の相談を受ける」のように、最初に受けたい相談を一文で置きます。対応していない業務を全部並べるより、現在の中心をはっきり示した方が、紹介する人にも伝わります。

2. 代表者プロフィール

資格名、経歴、事務所を始めた経緯は、相談前の安心材料になります。立派な経歴を書くための欄ではありません。どんな相談を、どんな地域・規模の相手と話すことが多いかが読み取れる内容にします。顔写真を公開しない場合は、事務所内や仕事道具の写真と短い紹介文でも補えます。

3. 相談できる業務を、相談者の言葉で並べる

「税務」「許認可」「労務」だけでは、依頼する人の頭の中にある用事とつながらないことがあります。「開業前の届出」「従業員を初めて雇うとき」「相続の書類をそろえたいとき」のように、相談が始まる場面で書くと読み手が自分の状況と重ねやすくなります。詳しい掲載項目は、士業事務所のホームページに載せておきたい情報も参考にしてください。

4. 対応地域・相談方法・受付時間

来所、オンライン、訪問のどれが可能なのか。平日のみか、事前予約で夜間も相談できるのか。これをプロフィールの末尾に小さく置くと、せっかく紹介されても「自分は対象外かもしれない」と離れる人を減らせます。住所を掲載する場合は、公開してよい範囲と地図の扱いを確認してからにします。

5. 料金の見方

すべてを固定料金にできない業務でも、何で費用が変わるのか、初回相談はどう扱うのか、見積もりの前に何を確認するのかは書けます。「内容を確認して個別に見積もります」だけで終えるより、相談者が準備できることを一つ添えると、問い合わせ時の行き違いが減ります。

6. 相談の流れ

問い合わせのあとに何が起きるか分からないと、フォームを開いても送信をためらう人がいます。問い合わせ、内容確認、日程調整、初回相談、見積もりのように、実際の流れを短く書きます。業務ごとに大きく違うなら、今は共通の流れだけを載せ、必要になった時点で個別ページに分ければ十分です。

7. 問い合わせ方法

電話、フォーム、メールのうち、受けやすい窓口を一つ決めます。フォームでは、最初から細かな個人情報や書類を求めない方が、相談する側も送信しやすくなります。項目の考え方は問い合わせフォームに必要な項目で確認できます。

相談者が知りたい情報をノートに整理する様子

制作相談で止まりがちな場面:業務を全部載せようとして公開日が遠のく

開業準備の相談では、「対応できる業務を漏れなく書こう」として、ページ構成が決まらないことがあります。相続、法人設立、建設業許可、補助金、労務相談などを一つずつ説明し始めると、写真や料金、よくある質問も必要になり、名刺を渡す日を過ぎてしまうこともあります。

そんな時は、最初のホームページを「今もっとも受けたい相談への入口」と考えます。たとえば、紹介で来る小規模事業者が中心なら、代表紹介、顧問・スポット相談の考え方、対応地域、問い合わせ方法を優先します。仕事の幅を隠すのではなく、相談の入口を一つに決める方法です。

参考にしたいサイトがある場合は、URLだけでなく「業務一覧が見つけやすい」「初回相談の流れが分かる」と添えて渡すと、制作する側が意図をつかみやすくなります。参考サイトの伝え方も合わせてご覧ください。

1ページでは足りなくなる4つのサイン

次のどれかに当てはまるなら、トップページの文章を長くするより、業務別ページを増やす方が読みやすくなります。

対応業務ごとの相談内容を分類する手元
サイン 増やすページの例 なぜ分けるか
相談する相手が明確に異なる 法人向け / 個人向け 読み手が必要な説明だけを追える
準備物や手順が業務ごとに違う 建設業許可 / 相続手続き 問い合わせ前の不安を個別に解ける
地域名や手続き名で探される 「○○市の会社設立相談」など 検索してきた人への説明を深くできる
料金の決まり方が大きく違う 顧問契約 / 単発相談 比較の前提を分けて伝えられる

反対に、まだ受ける業務を絞っている、紹介・名刺からの流入が中心、公開日を先に決めたいという段階なら、1ページを先に公開して問題ありません。更新しやすい形にしておけば、相談が増えた業務からページを足せます。

迷った時の決め方:最初に渡すURLの役割で選ぶ

今の状態 先に作るもの 補足
開業の案内や紹介にURLを使いたい 1ページの名刺サイト 7情報を一枚に置く
既存サイトの料金・連絡先だけが古い 必要箇所の更新 全面作り直しよりWebなおしが合う場合がある
文章や写真はあるが、公開の形にできない 小さな公式サイト おてがるホームページで構成から相談する
業務別に説明を増やしたい 複数ページのサイト設計 今後増やす順番まで決める

開業直後は、紹介された人が確認する情報を一つのURLに置き、必要なページはあとから足していく方が動きやすいです。けれど、最初に渡すURLの役割が決まっていれば、必要なページ数も見えてきます。依頼前に用意しておくと話が早い材料は、ホームページ制作を頼む前の準備にまとめています。

公開前に、スマホで3つだけ確認する

  1. 事務所名と、受けたい相談が最初の画面で分かるか
  2. 料金の考え方・対応地域・相談方法を探し回らずに見つけられるか
  3. 問い合わせを押した時、何を入力すればよいか分かるか

PCで文章を作っていると、表や長い業務一覧がスマホで読みづらくなりがちです。公開後に業務や受付方法が変わる可能性があるなら、どこを誰が直すのかも決めておくと、古い案内を出し続けずに済みます。

公開前にスマートフォンで問い合わせ導線を確認する様子

まとめ:最初は「相談の入口」が一枚で伝わればよい

士業事務所のホームページは、開業直後から多くのページが必要とは限りません。紹介後の確認が主な役割なら、事務所と代表者、受ける相談、地域・相談方法、料金の見方、流れ、問い合わせ先を1ページにそろえる方が、公開を先に進められます。

業務ごとに相談者・準備物・料金が分かれてきたら、その時点でページを増やします。今の事務所に必要な範囲を決めることが、ホームページは高すぎる。を解決する最初の一歩です。Webにかける費用を、ちょうどよく。

何を最初の1ページに載せるか迷う場合へ

事務所の情報、名刺、今受けたい相談を共有していただければ、名刺サイト・おてがるホームページ・Webなおしのどれが合うかから一緒に確認できます。お問い合わせはこちら

FAQ

士業ホームページに実績やお客様の声がなくても公開できますか?

公開できます。実績を無理に増やして見せるより、受ける相談、対応の流れ、連絡方法を明確にする方が先です。実績やお客様の声を載せる場合は、必ず公開の許可と表現の扱いを確認してください。

料金をすべて載せられない場合はどうすればよいですか?

金額が変わる理由、初回相談の扱い、見積もり前に確認することを示せます。相談者が用意すべき資料や確認事項を一つ書くと、問い合わせの負担を下げやすくなります。

1ページの後、何から追加すればよいですか?

問い合わせが多い業務、紹介時によく説明している業務、検索で見つけてもらいたい地域・手続きから1ページずつ追加します。最初から全業務を同じ深さで作る必要はありません。

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