「こんなホームページにしたい」
そう思えるサイトを見つけたことはありませんか。
検索で上に出てきた同業のサイト。
前に見て、なんとなくいいなと思ったページ。
理想の雰囲気に近いサロンや教室のホームページ。
施工事例の見せ方がわかりやすかった工務店のサイト。
プロフィールや実績の見せ方がきれいだった個人事業主のページ。
ホームページ制作では、こうした「参考にしたいページ」があるだけで、やり取りがかなり進めやすくなります。
ただし、URLだけを送って「こんな感じでお願いします」と伝えるだけだと、思っていた仕上がりとズレることもあります。
大事なのは、そのサイトのどこが好きなのかを、少しだけ言葉にしておくことです。
この記事では、ホームページ制作を依頼するときに、参考サイトをどう伝えれば希望が伝わりやすいかを説明します。
制作相談で実際にあったこと。憧れのサイトは分解すると進みやすい
制作相談でも、「前に見て、いいなと思ったホームページがあります」「検索で出てきたこのページみたいな雰囲気にしたいです」と、参考URLを送っていただくことがあります。
そのときに大事なのは、URLそのものよりも、その人がどこに憧れたのかです。
たとえば、サロンの方が「このサイトみたいにしたい」と送ってくれたページを見ていくと、本当に好きだったのは、色や装飾よりも、写真が大きくて初めての人にも空気感が伝わるところだった、ということがあります。
別のケースでは、専門サービスのページを見て「信頼できそう」と感じた理由が、デザインの高級感ではなく、料金や相談の流れが先に見えている安心感だった、ということもあります。
参考サイトは、正解をそのまま持ってくるためのものではありません。「なぜそれをいいと思ったのか」を一緒に分解するための材料です。
参考サイトは、完成イメージを早く共有するためのもの
参考サイトがあると、制作側は完成イメージをつかみやすくなります。
たとえば「やさしい雰囲気にしたい」と言われても、人によって思い浮かべるものは違います。
淡い色でやさしいと感じる人もいます。
余白が広いとやさしいと感じる人もいます。
手書き風の文字や丸いボタンにやさしさを感じる人もいます。
逆に、写真が大きくて落ち着いている方がやさしいと感じる人もいます。
「おしゃれ」「かわいい」「高級感」「信頼感」も同じです。
言葉だけだと、どうしても解釈に幅が出ます。
でも、参考サイトがあると、
- 色味はこの方向が近い
- 写真の見せ方はこのくらい大きくしたい
- 余白の取り方が好き
- メニューの並びがわかりやすい
- 料金ページの見せ方が見やすい
- 問い合わせまでの流れが自然
というように、具体的に話せるようになります。
参考サイトは、丸ごと真似するためのものではありません。
制作側と依頼者が、同じ景色を見ながら話すための材料です。

URLだけでなく「どこが好きか」を伝える
参考サイトを共有するときは、URLだけでなく、好きなポイントを一言添えるのがおすすめです。
たとえば、こんな伝え方です。
- このサイトの余白が広くて、落ち着いて見えるところが好きです
- トップページでサービス内容がすぐわかるところを参考にしたいです
- 写真を大きく見せているところが理想に合っています
- 料金表がシンプルで見やすいところがいいです
- お客様の声の載せ方が自然で、押し売り感がないところが好きです
- スマホで見たときのボタンのわかりやすさを参考にしたいです
逆に、ざっくりしすぎる伝え方は少し注意が必要です。
- おしゃれにしてください
- いい感じでお願いします
- このサイトと同じ感じで
- 今っぽくしてください
こうした言葉が悪いわけではありません。
最初はそれくらいの感覚で大丈夫です。
ただ、制作に入る前には「おしゃれの中でも、どこが好きなのか」を少しだけ分けて考えると、仕上がりのズレが小さくなります。

参考にするポイントは、デザインだけではない
参考サイトというと、見た目のデザインだけを思い浮かべるかもしれません。
でも、実際には見た目以外にも参考にできるところがあります。
1. ページ構成
どんな順番で情報が並んでいるかです。
たとえばサロンなら、
- 雰囲気が伝わる写真
- メニュー
- 初めての方への説明
- 料金
- 施術の流れ
- よくある質問
- 予約方法
という順番が見やすいかもしれません。
塾や教室なら、
- 対象者
- コース
- 料金
- 講師紹介
- 実績
- 体験授業の流れ
- よくある質問
のような順番が合うこともあります。
「このサイトの順番がわかりやすい」と伝えるだけでも、制作側はかなり考えやすくなります。
2. 写真の見せ方
写真の大きさ、明るさ、人物の有無、店内の見せ方も参考になります。
写真が大きく入っていると雰囲気が伝わりやすい一方で、写真の質が重要になります。
スタッフの表情を見せると安心感が出ます。
施工事例や作品を並べると、技術や実績が伝わりやすくなります。
店内写真を多めにすると、初めて行く人の不安を減らせます。
参考サイトを見るときは、「写真が多いからいい」ではなく、「どんな不安を減らすために写真を使っているか」を見ると役立ちます。
3. 文章の言い方
参考サイトの文章をそのまま使うことはできません。
でも、言い方の方向性は参考になります。
- かっちりした専門家らしい文章
- やさしく話しかけるような文章
- 短く要点だけを伝える文章
- ストーリーや想いを丁寧に伝える文章
- よくある不安に先回りして答える文章
自分の事業に合うのはどれかを考えると、ホームページ全体の印象が決まりやすくなります。
4. 問い合わせまでの導線
参考サイトで意外と大事なのが、問い合わせまでの流れです。
どこに相談ボタンがあるか。
料金を見たあとに問い合わせへ進めるか。
よくある質問を読んだあとに、次の行動が見えるか。
スマホでボタンが押しやすいか。
ホームページは、見た目がきれいなだけでは足りません。
見た人が「自分に合いそう」「相談してみようかな」と思える流れが必要です。
参考サイトを見るときは、デザインと一緒に、迷わず問い合わせまで進めるかも見ておくとよいです。
「好きではないサイト」も、実は役に立つ
「これは少し違う」と感じるサイトも、希望を伝える材料になります。
好みを言葉にするのが難しいときは、苦手な方向を伝える方が簡単なことがあります。
たとえば、
- 色が多すぎるサイトは避けたい
- 動きが多すぎるサイトは苦手
- 文字が小さいサイトは読みにくい
- 高級感が強すぎると、自分のお店とは違う
- かわいすぎる雰囲気にはしたくない
- 情報が少なすぎて不安になるサイトは避けたい
こうした「避けたい方向」があると、制作側も判断しやすくなります。
ホームページでは、好きな要素を集めると同時に、避けたい違和感も減らします。
特にお店・教室や個人事業では、派手さよりも「自分らしさ」「相談しやすさ」「信頼感」が大事になることがあります。
苦手なサイトを見つけたら、否定するためではなく、自分の方向性を整理する材料として使いましょう。

同じものを作るのではなく、要素を分けて参考にする
参考サイトを使うときに気をつけたいのが、同じものをそのまま作ろうとしないことです。
写真、文章、ロゴ、イラスト、キャッチコピー、ページ全体の表現には、それぞれ権利やブランドの考え方があります。
文化庁の著作権に関する案内でも、ネットで見つけた画像を自由に使ってよいわけではないとされています。
参考にすることと、無断で使うことは別です。
だから、制作では次のように分けて考えます。
- 色味の方向性を参考にする
- 余白の取り方を参考にする
- 情報の並び方を参考にする
- 写真の大きさや見せ方を参考にする
- 問い合わせ導線の考え方を参考にする
- 文章のトーンを参考にする
そして、実際の文章や写真、構成は、あなたの事業に合わせて作り直します。
たとえば同じ「サロン」でも、落ち着いた完全予約制サロンと、親子で通える明るいサロンでは、見せ方が変わります。
同じ「士業事務所」でも、相続相談が中心なのか、法人向けの顧問業務が中心なのかで、必要な情報は違います。
参考サイトはゴールではなく、方向を合わせるための地図です。
参考サイトは複数あってもいい
参考サイトは、1つに絞らなくても大丈夫です。
むしろ、複数ある方が話しやすいこともあります。
たとえば、
- 雰囲気はAのサイトが近い
- ページ構成はBのサイトがわかりやすい
- 料金表はCのサイトが見やすい
- 写真の使い方はDのサイトが好き
- 問い合わせボタンの位置はEのサイトがいい
というように、役割を分けて共有できます。
1つのサイトを丸ごと目指すより、複数のサイトから「自分に合う要素」を選ぶ方が、オリジナルのホームページにしやすくなります。
ただし、多すぎると逆に迷います。
最初は3つくらいあれば十分です。
どうしてもたくさんある場合は、「一番近いもの」「雰囲気だけ参考にしたいもの」「構成だけ参考にしたいもの」に分けておくと整理しやすいです。

参考サイトを送るときのメモテンプレート
相談前に、完璧な資料を作る必要はありません。
でも、次のような形でメモしておくと、制作のやり取りがかなりスムーズになります。
参考サイトURL:
このサイトの好きなところ:
-
-
参考にしたい部分:
□ 色味
□ 写真の見せ方
□ 余白・レイアウト
□ ページ構成
□ 料金表
□ 実績・事例の見せ方
□ 問い合わせ導線
□ 文章の雰囲気
自分のホームページでは変えたいところ:
-
-
避けたい雰囲気:
-
載せたい情報:
- サービス内容
- 料金
- 実績
- よくある質問
- 問い合わせ方法
このくらいで大丈夫です。
文章がきれいである必要はありません。
「なんとなく好き」「ここは違う気がする」というメモでも、制作側から質問しながら整理できます。
参考サイトがあると、なぜ制作費を抑えやすいのか
おてがるホームページplusでは、参考にしたいページを教えてもらいながら制作を進めます。
その理由は、参考サイトがあると、最初のすり合わせにかかる時間を減らしやすいからです。
ホームページ制作で時間がかかるのは、実は手を動かす部分だけではありません。
- どんな雰囲気にするか
- どんな順番で情報を見せるか
- どこまで作り込むか
- どんな文章のトーンにするか
- 何を目立たせるか
- 何をあえて入れないか
こうした判断に時間がかかります。
毎回ゼロから考えると、打ち合わせも増えます。修正も増えます。結果として、費用も上がりやすくなります。
参考サイトがあると、完成イメージの土台を早く共有できます。
そのうえで、AIや制作フローを活用しながら、文章のたたき台、ページ構成、チェック項目を整理し、人の目で事業内容に合わせて整えます。
安さだけを優先するのではなく、迷う時間を減らして、必要なところに集中する。
それが、参考サイトを起点にする大きな理由です。
29,800円で作れる理由については、別記事「なぜ29,800円で高品質なホームページが作れるのか」でも詳しくまとめています。

参考サイトがなくても、相談して大丈夫
ここまで参考サイトの話をしてきましたが、必ず用意しないと相談できないわけではありません。
「まだ理想のサイトが見つかっていない」
「何が好きなのか、自分でもよくわからない」
「同業のサイトを見ても、どれがいいのか判断できない」
そういう状態でも大丈夫です。
その場合は、
- 業種
- サービス内容
- 料金
- 見せたい実績
- お客様によく聞かれること
- どんな人に来てほしいか
- 避けたい雰囲気
を聞きながら、こちらで方向性を整理できます。
参考サイトは、あると便利な材料です。
でも、一番大事なのは、あなたの事業が何をしていて、誰に何を届けたいのかです。
参考サイトがある場合は、それを使って早く整理する。
ない場合は、質問しながら一緒に探していく。
どちらでも進められます。
まとめ。参考サイトは「理想を一緒に整理する材料」
参考にしたいホームページがあると、制作は進めやすくなります。
ただし、大事なのは「同じものを作ること」ではありません。
どこが好きなのか。
どこを参考にしたいのか。
自分の事業では何を変えるべきなのか。
どんな雰囲気は避けたいのか。
そうしたことを少しずつ言葉にして、自分の事業に合うホームページへ落とし込みます。
おてがるホームページplusでは、検索で見つけた理想として見ているサイトや、前に見ていいなと思ったページを参考にしながら、あなたのお店・事務所・サービス向けにホームページを制作します。
「こんなサイトがいいかも」というURLがひとつでもあれば、まずはそれを見せてください。
まだ言葉になっていなくても大丈夫です。
そこから一緒に、ちょうどいい形へ整理していきます。
「このサイトみたいな雰囲気で作れる?」という段階でも大丈夫です。参考ページをもとにホームページを作りたい方は、おてがるホームページplusをご覧ください。
FAQ
参考サイトは何個くらい用意すればいいですか?
最初は1〜3個くらいで十分です。たくさんある場合は、「一番近いもの」「雰囲気だけ参考にしたいもの」「構成だけ参考にしたいもの」に分けると整理しやすくなります。
同業のホームページを参考にしても大丈夫ですか?
方向性や情報の見せ方を参考にすることはあります。ただし、文章、写真、ロゴ、デザインを丸ごとコピーすることはできません。あなたの事業内容に合わせて、オリジナルの形へ作り直します。
参考サイトがないと、おてがるホームページplusは頼めませんか?
参考サイトがなくても相談できます。業種、サービス内容、見せたい情報、避けたい雰囲気などを聞きながら、こちらで方向性を決めます。
スマホで見た参考サイトでも大丈夫ですか?
大丈夫です。むしろ、ホームページを見る人の多くはスマホで確認します。スマホで見やすいと感じた部分があれば、スクリーンショットやメモで共有してください。
参考サイトの画像や文章をそのまま使えますか?
基本的にそのまま使うことはできません。ネット上の画像や文章にも権利があります。参考にするのは雰囲気、構成、見せ方で、実際の内容はあなたの事業向けに作成します。
ホームページは高すぎる。そう感じる小規模事業者・個人事業主のためのweb支援です。



