「Google広告は聞いたことがあるけれど、リスティング広告って別のもの?」と聞かれることがあります。
広告の設定画面を開く前に、予約表の空きを見ながら考えたいのは、誰に見つけてもらいたいかです。新しいメニューを始めた週なのか、平日の予約を埋めたいのか、遠方からの依頼は受けないのか。そこが決まると、広告に出す言葉も、クリックした人に見せるページも変わります。
リスティング広告は、Googleなどで何かを探している人に合わせて出す広告です。この記事では言葉の意味を短くほどきながら、出稿前に決めておきたいことを3つに絞ります。
リスティング広告は、検索している人に見せる広告

リスティング広告は、検索連動型広告を指すことが多い言葉です。たとえば「大阪 整体 当日予約」「堺市 ピアノ教室 体験」のように、すでに探している人の検索結果に広告を表示します。検索画面では、広告に「スポンサー提供」などの表示が付きます。
SNS広告は、興味を持ちそうな人のタイムラインに出会ってもらう広告です。一方でリスティング広告は、探している瞬間に出会う広告です。急ぎの予約や、場所・料金・対応内容を比較している人に届けたいときに考えやすい方法です。
Google広告との違いは「サービス名」と「広告の呼び方」

Google広告は、Googleで広告を出すためのサービス全体の名前です。その中には、検索結果に出す広告のほか、YouTubeやWebサイト上に出す広告などがあります。
リスティング広告は、そのうち検索結果に出す広告を指す呼び方として使われます。言葉が似ているので迷いますが、最初はこの関係だけ分かれば十分です。
| 言葉 | 指しているもの | 考える場面 |
|---|---|---|
| Google広告 | Googleで配信できる広告サービス全体 | どの広告の出し方を使うか決めるとき |
| リスティング広告 | 検索結果に連動して出す広告 | 検索している人に届けたいとき |
広告の種類を増やすより、ひとつのサービスとひとつの目的を決めて始めた方が、何を見直すべきか分かりやすくなります。
出稿前に決めたい3つのこと
1. クリックした人に、何をしてほしいか

「サイトを見てもらう」を目的にすると、広告を見たあと何を成功と見るかが曖昧になります。
予約を入れてほしいのか、電話してほしいのか、見積もりを依頼してほしいのか。ひとつ選びます。予約が目的なら、広告の行き先には料金、空き状況の見方、予約方法、キャンセルの扱いまで載せます。電話が目的なら、営業時間外に電話してきた人が迷わない案内も必要です。
広告を出す話になると、キーワードや予算から考えがちです。でも、受け皿が決まっていないまま人を呼ぶと、せっかくクリックしてくれた人がページの途中で止まります。
2. お客さんが実際に打ちそうな言葉

自分たちが普段使う専門用語より、お客さんが困ったときに口にする言葉を先に並べます。
たとえば、講師側なら「個別指導」と言いたくなるかもしれません。探している人は「中学生 塾 近く」「数学 苦手 塾」と打つことがあります。整体なら「姿勢改善」より先に「腰痛 すぐ見てもらえる」「駅近 整体」と探す人もいます。
思いついた言葉は、次の3つに分けて見ると扱いやすくなります。
- 場所:大阪、駅名、地域名
- 困りごと・目的:肩こり、体験レッスン、開業相談
- 条件:当日、土日、女性スタッフ、オンライン
この3つを無理に一語へ詰め込む必要はありません。広告の前に、受けたい依頼と関係の薄い検索も書き出しておくと、使わない言葉を決めやすくなります。
3. 広告文と、開いたページが同じ話をしているか

「土曜も予約受付」と広告に書いたのに、開いたページに受付時間がない。広告では「初回相談」と言っているのに、ページには相談の流れも料金もない。こういうずれは、広告費より先に直したい部分です。
検索した言葉、広告文、ページの見出しを横に並べて読みます。たとえば「堺市 ヨガ 初心者」で来てもらうなら、開いたページに初心者向けの案内、場所、持ち物、予約方法があるかをスマホで確かめます。ページが足りない場合は、広告を急ぐより先にページを整えた方が、問い合わせの場面で迷わせずに済みます。
広告費だけ決めても、広告の準備は終わらない
1日いくらにするかは必要な判断です。ただ、金額だけ決めても、どの検索で表示され、何を見た人が連絡をくれたのかは分かりません。
- 今受けたいサービスをひとつ決める
- そのサービスを探す人の言葉を集める
- 広告から開くページに、場所・料金・方法をそろえる
- 問い合わせ、予約、電話のどれを記録するか決める
広告の運用は、出したら終わりではありません。問い合わせの内容を見て、想定と違う相談が増えていれば、検索語や広告文を見直します。反応があっても予約まで進まないなら、広告より行き先ページの説明が足りないこともあります。
初めてなら「ひとつのサービス・ひとつの目的」から
リスティング広告は、探している人へ早く届く可能性がある広告です。その代わり、何を探す人に、どのページを見せるかが曖昧だと、クリックだけが増えてしまいます。
広告を始める前に、ホームページが受け皿になっているかを一度見直してみてください。サービス内容、料金、場所、予約・問い合わせの方法がスマホで迷わず分かる状態なら、広告で伝えることも絞れます。
ちょうどいいweb広告について、広告前にホームページを見直すならWebなおし、おてがるホームページplus、名刺サイトもご覧ください。
よくある質問
リスティング広告は、Google広告と同じですか?
Google広告は広告サービス全体の名前です。リスティング広告は、その中で検索結果に出す広告を指す呼び方として使われます。
リスティング広告は、ホームページがなくても始められますか?
広告をクリックした人が、内容、料金、場所、連絡方法を確認できる行き先は必要です。SNSや予約ページへ送る方法もありますが、広告文と同じ内容がすぐ分かる状態にしておきます。
予算はいくらから考えればいいですか?
固定の金額から決めるより、1件の予約・問い合わせにどこまで費用をかけられるかを先に考えます。地域や業種、検索する言葉でクリック単価は変わるため、配信後の検索語と問い合わせ内容を見ながら調整します。
ホームページは高すぎる。そう感じる小規模事業者・個人事業主のためのweb支援です。



