ホームページを作るとき、最後まで空欄になりやすいのがプロフィールです。職歴を全部書くのか、顔写真は必要か、趣味まで載せるのか。考え始めるほど、何を書けばいいのか分からなくなります。
でも、初めてサイトを開いた人が先に知りたいのは、立派な経歴の量ではありません。「この人は自分の相談に合いそうか」「問い合わせても大丈夫そうか」を短時間で判断できることです。
この記事では、個人事業主や小さなお店が、ホームページのプロフィールを組み立てるときの順番を5つに分けて紹介します。
プロフィールは履歴書ではなく、相談前の確認ページ
プロフィール原稿を整理していると、肩書きや経歴を全部書こうとして手が止まることがあります。その結果、「誰に何をする人か」が後ろに回り、初めて来た人が知りたいことを見つけにくくなります。
プロフィールの役目は、自分を大きく見せることではありません。サービスの内容と、その人が相談する相手として安心できそうかを伝えることです。順番を決めておけば、書く量は必要以上に増えません。
1. 最初の2文で、誰に何をする人かを書く

最初に置くのは、名前や長いあいさつよりも「誰の、どんな困りごとを、どう手伝うか」です。ここが見えると、読んだ人は続きを読むべきか判断できます。
たとえば次の3つを、普段使う言葉で一文か二文にします。
- どんな人・お店・会社の役に立ちたいか
- 何を頼めるのか
- 対応する地域や、オンライン対応などの範囲
「〇〇で困っている△△の方へ。□□を通して、相談から公開後までお手伝いしています。」くらいの短さで十分です。実績や想いは、その後に続ければ伝わります。
2. 経歴・資格は、今のサービスと関係あるものだけ選ぶ

経歴が多いほど信頼されるとは限りません。読み手にとって関係があるのは、目の前の依頼につながる経験です。
選ぶときは、「この情報を見た人は、依頼のどの不安を減らせるか」で考えます。
| 書きやすい情報 | 判断の目安 |
|---|---|
| 今の仕事につながる職歴・経験 | サービスを任せる理由になるか |
| 実際に保有している資格 | 内容や分野の理解に役立つか |
| 得意な業種・地域との関わり | 読み手が自分ごとにできるか |
| 受賞歴・数字 | 公開してよく、裏づけを説明できるか |
全部を年表にする必要はありません。迷う情報は、問い合わせの場で話せれば十分なこともあります。資格や実績は、事実だけを簡潔に書きます。
3. 人柄は一つだけ、仕事との接点を添える

人柄の一文があると、プロフィールは少し近づきやすくなります。ただし、趣味を並べることが目的ではありません。仕事に向き合う姿勢や、相談のしやすさにつながる一つを選びます。
たとえば、地域で活動を始めた理由、接客で大切にしていること、制作で時間をかける部分。サービスとのつながりが見える小さな話なら、初めての人が連絡するきっかけになります。
顔写真を載せるかどうかも同じです。無理に出す必要はありません。作業風景、店内、道具、手元の写真でも、実際に誰がどんな場所で仕事をしているかは伝えられます。自宅住所や私生活の細かな情報まで公開する必要はありません。
4. プロフィールに詰め込まず、必要な情報へ案内する
プロフィールだけで、料金、メニュー、制作の流れ、空き状況まで説明しようとすると、読みづらくなります。プロフィールは入口にして、詳しい情報はそれぞれのページへ分けましょう。
ホームページをまず一枚で持ちたい場合は、名刺サイトのように、プロフィールと連絡先を迷わず見せる形が向いています。サービス内容や流れも伝えたい場合は、おてがるホームページplusで必要なページを整理する方法があります。すでにあるプロフィールが古く、今の仕事と合わなくなっているなら、ホームページなおしで見直すのも一つです。
先に「プロフィールで何を判断してほしいか」を決めると、ページ数の相談もしやすくなります。ホームページに載せる項目全体は、ホームページには何を載せる?も参考にしてください。
5. 公開前は、初めて来た人として読み直す

最後は、書いた本人ではなく、初めてサイトを開いた人の目で確認します。知っている前提の言葉が多いと、プロフィールは急に遠い文章になります。
公開前に、次の5つへ「はい」と答えられるか見てみてください。
- この人が何をしているか、最初に分かる
- 自分の相談が対象か、想像できる
- 経歴や資格が、今のサービスとつながっている
- 問い合わせ前に知りたい情報の行き先がある
- 連絡する方法がすぐ見つかる
一晩置いてから読む、仕事を知らない人に見てもらう、スマホで声に出して読む。この3つも、言い回しを整える助けになります。
よくある質問
本名や顔写真は必須ですか?
必須ではありません。まずは、提供するサービスと連絡手段を分かりやすくすることを優先しましょう。公開したくない個人情報がある場合は、事業の運営に必要な範囲を自分で決めます。
会社概要とプロフィールは分けるべきですか?
法人なら、所在地や代表者名などの基本情報をまとめた会社概要と、代表者・担当者の考えを伝えるプロフィールを分けると整理しやすくなります。小さなお店や個人事業なら、一つのページにまとめても問題ありません。
文章が苦手です。何から書けばいいですか?
「誰の、どんな困りごとを、何で手伝うか」の一文から始めてください。そのあとに、関係のある経歴と、問い合わせへの案内を足せば、十分に骨組みになります。依頼前の準備は、ホームページ制作を依頼する前の準備にもまとめています。
まとめ:伝えたい順ではなく、知りたい順に並べる
プロフィールは、長く書くページではなく、初めての人が相談できそうか確かめるページです。
- 誰に何をする人か
- 関係のある経験・資格
- 仕事につながる人柄
- 詳しい情報への案内
- 初見の人としての読み直し
この順番で置けば、書き始める負担も、読む人の迷いも減らせます。プロフィールを含めて、今の仕事に合うホームページを整理したい方は、お問い合わせからご相談ください。
ホームページは高すぎる。そう感じる小規模事業者・個人事業主のためのweb支援です。



