ホームページを公開したあと、検索結果に出るタイトルを見て「店名しか書いていない」「どのページなのか分かりにくい」と気づくことがあります。サービス内容や本文は用意していても、検索する人が最初に見る一行でページの中身が伝わらなければ、読むきっかけをつくりにくくなります。
そこで見直したいのが、ページごとに設定するタイトルタグです。検索した人が見たときに、サービス案内なのか、料金のページなのか、悩みへの答えなのかが分かる文にします。
この記事では、お店や個人事業主がホームページのタイトルタグを決めるときに、先に考える3つのことを紹介します。
タイトルタグは、検索結果に必ずそのまま出るとは限らない
タイトルタグは、ブラウザのタブや検索結果の見出しに使われる候補です。ただし、Googleはページの見出し、本文、リンク文なども参考にして、検索結果のタイトルを自動で作ることがあります。設定した文を一字一句そのまま表示させるための欄ではありません。
たとえば検索結果で「料金」と書いてあるのに、開いた先に料金の説明がなければ、読んだ人は探し直すことになります。タイトル、ページ上の大見出し、本文で話していることを近づけると、何を読めるページなのかが伝わりやすくなります。
1. まず、そのページの役割を一文で決める

タイトルを考える前に、「このページを読んだ人に何を分かってほしいか」を一文にします。ここが曖昧なままキーワードだけを足すと、トップページもサービスページも同じようなタイトルになりがちです。
たとえば、役割ごとに書き出すと次のようになります。
| ページ | 先に決める一文 | タイトルの骨組み |
|---|---|---|
| トップページ | どんなサービスを、どの地域・誰に届けるか | 地域・サービス名|店名 |
| サービスページ | 何を頼めて、どんな人向けか | サービス名|地域・店名 |
| ブログ記事 | どんな疑問に答えるか | 検索される疑問|サイト名 |
たとえば美容室なら、トップページを「○○市で髪の悩みを相談できる美容室」、メニューページを「縮毛矯正を検討している人向けの案内」といった具合に分けます。実際の店名や地域、提供していないサービスは入れません。まず役割を決めると、足す言葉を選びやすくなります。
2. 入れる言葉は「内容・必要なら地域・名前」の3つに絞る

タイトルタグに必要なのは、たくさんの検索語ではありません。ページの中身を表す言葉を優先します。迷ったら、次の順に選んでください。
- そのページで案内しているサービスや疑問
- 実際に対応している地域、または対象者
- 店名・屋号
たとえば「ホームページ制作 大阪 格安 安い おすすめ」と並べるより、「大阪でホームページ制作を相談したい方へ|屋号」のほうが、何のページか想像できます。価格を伝えるページなら価格の話を、制作事例のページなら事例の話を、きちんと本文にも用意します。
地域名は、来店・訪問・対応範囲に本当に関係するときだけ入れます。全国向けのオンラインサービスに、関係のない地名を増やしても読み手の役には立ちません。
3. ページ上の見出しと本文でも、同じ答えを用意する

タイトルだけ変えても、ページの中身まで変わるわけではありません。検索した人がページを開いたとき、「タイトルで期待した答えがある」と感じられるように、最初の見出しと本文を見直します。
たとえば、タイトルが「ホームページの料金を知りたい方へ」なら、ページの冒頭には料金の考え方や目安、見積もりに含まれる範囲を置きます。「地域名+サービス名」と書くなら、その地域での対応方法や相談方法も説明します。
ページに何を載せるかを整理したいときは、ホームページには何を載せる?も参考にしてください。サービス内容が古くなっていて直し方から相談したい場合は、ホームページなおしで今のページを見直す方法があります。
公開後は、設定画面ではなく検索する人の目で確認する

タイトルを保存したら、すぐに検索結果が切り替わるとは限りません。検索エンジンがページを再確認するタイミングもあります。数日後にサイト名で検索して表示を確かめたり、Search Console を使っている場合は URL 検査でクロール状況を見たりすると、次に直す場所を判断しやすくなります。
確認するときは、次の4つを見ます。
- 検索結果だけで、ページの内容を想像できるか
- ページを開いた直後の見出しと話がつながっているか
- 同じタイトルが複数ページに付いていないか
- スマホの表示でも、最初の言葉が分かりにくくなっていないか
「設定したタイトルが出ているか」だけで終わらせず、初めてサイトを見る人が次に何を知れるかまで確認するのがポイントです。
よくある質問
タイトルタグは何文字にすればいいですか?
文字数だけで決める必要はありません。短くしすぎて内容が消えないようにしながら、スマホでも意味が伝わる文にします。大切なのは、前半だけ読んでもページの役割が分かることです。
トップページと各サービスページに同じ言葉を入れてもいいですか?
店名や中心となるサービス名が重なることはあります。ただし、各ページが答える内容まで同じにしないようにします。トップページは全体の案内、サービスページはそのサービスの詳細、記事は具体的な疑問への回答、と役割を分けると整理しやすくなります。
WordPressではどこで設定しますか?
テーマやSEOプラグインによって場所は異なります。まず投稿・固定ページの編集画面と、SEO設定の欄を確認してください。サイト名とキャッチフレーズを変える前に、どのページのタイトルに影響する設定かを確かめると安心です。
まとめ:検索語を増やす前に、ページの役割をはっきりさせる
タイトルタグは、検索順位を約束するための言葉ではありません。検索した人に「このページを開く理由」を伝える入口です。
- ページの役割を一文で決める
- 内容・必要なら地域・名前を選ぶ
- 見出しと本文にも同じ答えを用意する
この順で整えると、タイトルだけを取り繕わず、ホームページ全体の内容も見直せます。何を残して何を直すか迷う場合は、おてがるホームページplusやお問い合わせからご相談ください。
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