ホームページでブログを書き始めると、記事が増えるほど「これはどのカテゴリーに入れる?」と迷いやすくなります。投稿ごとに新しい名前を作ると一覧が細かくなりすぎ、反対に全部を一つに入れると、読みたい話を探しにくくなります。
カテゴリーは、記事を管理するためだけの箱ではありません。読者が一つ読んだあとに、近い悩みの記事へ進むための案内です。最初から完璧な分類を作る必要はありませんが、読者の探し方を基準にしておくと、記事が増えても整えやすくなります。
この記事では、ホームページを運営する事業者向けに、ブログのカテゴリーを決める考え方と、増えた記事を見直す手順を紹介します。
カテゴリーで迷うのは、記事名だけで分けようとするから
記事の整理をすると、更新した順に増えたカテゴリーの中に、「困りごと」「サービス」「お知らせ」が混ざっていることがあります。それぞれの記事は間違っていなくても、一覧を見た人には次に何を読めばよいかが伝わりません。
最初に考えたいのは、記事名ではなく「この話を読んだ人は、次にどんな話を探すだろう」です。たとえばホームページの料金についての記事なら、制作の進め方や載せる内容にも関心がつながるかもしれません。その流れを受け止めるのがカテゴリーです。
タグは、記事を横断して結び付ける補助的な目印として使えます。一方でカテゴリーは、サイトの中でどんなテーマを扱っているかを示す大きな区分です。役割を分けておくと、投稿時の迷いが減ります。
1. 読者の悩みを3〜5個の大きな束にする

まず、これから書く予定の記事を10本ほど紙やメモに並べます。そこから、読者が探す目的が近いものを束ねてみてください。カテゴリー名は、運営側の部署名より、読者が見て意味を想像できる言葉が向いています。
ホームページ制作を扱うサイトなら、たとえば次のような分け方です。
| 読者が知りたいこと | カテゴリー名の例 |
|---|---|
| 作る前に決めること、載せる内容 | ホームページ制作の考え方 |
| 検索や広告から見つけてもらう工夫 | 集客・Web広告 |
| 営業日やサービスの最新情報 | お知らせ |
一記事ごとにカテゴリーを作る必要はありません。逆に「ブログ」「その他」のように広すぎる箱だけでは、読者の次の行動につながりません。最初は3〜5個程度から始め、同じテーマの記事が増えてきたら分けるくらいが扱いやすいです。
2. 投稿ごとに、主になるカテゴリーを一つ決める

「ホームページのタイトルの付け方」はSEOにも関係しますし、制作の基本にも関係します。このように複数のテーマにまたがる記事は珍しくありません。それでも、投稿するときは「読者がこの記事を読んだあと、どの一覧に戻ると次を探しやすいか」で、主になるカテゴリーを一つ選びます。
複数のカテゴリーに入れ続けると、一覧に同じ記事が何度も出て、カテゴリーごとの違いがぼやけます。本当に同じ重さで二つのテーマを扱うときだけ、二つ目を追加するくらいで十分です。
細かな共通点はタグで補えます。たとえば「個人事業主」「料金」「SEO」のような言葉は、カテゴリーを増やさずに関連記事を見つける目印になります。カテゴリーは大きな棚、タグは棚をまたいで探すための付箋、と考えると決めやすくなります。
3. 記事の並びを見て、カテゴリー名を読者の言葉に直す

カテゴリー名を決めたら、各カテゴリーの一覧に並ぶ記事を順番に見ます。初めて来た人が見たときに、「ここには何があるか」を一言で想像できるでしょうか。
たとえば「Web活用」という名前の中に、ホームページの作り方、Instagramの案内、広告の話が混ざっているなら、範囲が広すぎるかもしれません。記事が少ないうちは一つにまとめ、内容が増えてきた段階で「ホームページ制作の考え方」「SNS・広告」のように分ける方法があります。
名前を変えるときは、社内で使う言葉より、読者が検索や会話で使いそうな言葉に寄せます。「基盤整備」より「ホームページの準備」、「導線設計」より「問い合わせにつながるページ」のほうが、一覧で役割をつかみやすいことがあります。
カテゴリーページも、次の記事への入口になる

カテゴリー一覧をただの記事置き場にせず、何を読める場所かを伝える入口として考えます。カテゴリー名の近くに短い説明を添えられるなら、「ホームページを作る前に決めたいことをまとめています」のように、読む対象が分かる文を置くと親切です。
一覧の上から順に読ませる必要はありません。各記事の最後に、同じカテゴリーの中で次に読みやすい記事を一つ案内すると、読者は自分のペースで深掘りできます。たとえば、タイトルの付け方を読んだ人には、ホームページのプロフィールは何を書く?のような近い記事を示せます。
すでに増えた記事は、一度に全部直さなくていい
いまのカテゴリーが分かりにくいと感じても、過去記事を一日で全部移し替える必要はありません。まずは、よく読まれている記事や今後も増やしたいテーマから見直します。
- 現在のカテゴリーと記事数を一覧にする
- 同じ悩みに答える記事を一つの束にする
- 新しい投稿から主カテゴリーを一つにそろえる
- 時間があるときに、過去記事を少しずつ移す
この順なら、今日から投稿のルールを整えながら、古い記事も無理なく見直せます。記事の内容自体を追加・整理したいときは、ホームページなおしで既存ページの役割から考えることもできます。
よくある質問
新しいカテゴリーは、何記事くらいで作りますか?
同じテーマで今後も複数の記事を書く見込みがあるときです。一つだけの記事のために作るより、少なくとも数本並びそうかを考えてから作ると、一覧が散らかりにくくなります。
カテゴリーはいくつまでにするべきですか?
決まった正解はありません。ただ、トップメニューや記事一覧で一目に把握できる数から始めるのがおすすめです。3〜5個程度で始め、記事が増えたテーマだけ分けると判断しやすくなります。
タグとカテゴリー、どちらを優先すればいいですか?
まずカテゴリーを決めます。記事全体の居場所を一つ決めてから、横断して探したい話題だけをタグにします。両方を細かく増やすより、カテゴリーの役割を保つことを優先しましょう。
まとめ:カテゴリーは、記事を増やすためでなく探しやすくするためのもの
ブログのカテゴリーは、運営側の都合より、読者が次に読みたい話へ進めるかで決めます。
- 読者の悩みを3〜5個の大きな束にする
- 各記事には主になるカテゴリーを一つ決める
- 一覧を見て、読者に伝わる名前へ整える
記事が増えるほど、ホームページの案内は大切になります。ブログ全体の構成や、どの記事から手を入れるか迷う場合は、おてがるホームページplusやお問い合わせからご相談ください。
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